枕元のお供に💤 聴いてあげて〜笑

「マグカップに顔を隠して」
作曲 wakami 
作詞 若葉坂道

お蕎麦屋さんが 決まった時間に
暖簾を仕舞うように お隣りの家が 
ガラガラと雨戸を閉めた

いつもなら 気にもしないのに
いつもと違う その音が
あの時の居残りで
食べた給食の味がした

黒いバターが溶けるように
黒い氷が溶けるように
明るかった部屋を塗り潰した

暗いまんまで 腰掛けた僕は
暗いまんまで 机の前に
お腹が空いてたけど 暗いまんまで
眠ってた

***

目が覚めたら 現れた
机の脇に 焼きそばだ
あんまり覚えてないけど
あれは確かきっと 焼きそばだ

灯りつけよっか?ってきみが言ったけど
僕の返事は 暗いまんまで
そのまま焼きそばを 暗いまんまで
頬張った

そしたら聞こえてきたコトバ
ハッとして振り向いたコトバ

「暗いと美味しく食べられないよ」って
マグカップに顔を隠して笑ってた

「暗いと美味しく食べられないね」って
焼きそば頬張ったまま僕も笑ってた


***



wakami /若葉坂道 web

浜松市を拠点に、wakami として作詞作曲弾き語り活動、遅咲きの詩人と名乗って「詩」の創作、発信、朗読ラジオ配信、などを若葉坂道(わかばさかみち)として活動しています。

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